海外アポ1@高雄ツアー 〜Motelって、車でしか行けないの?〜
高雄ツアーから早くも2週間がたとうとしている。
時系列は帰りの機内を含めて書ききっていた。しかし日常に戻ると仕事、飲み会、アポに加えて、生活リズムも狂ったまま。文章におこせずに、日々が過ぎる。
そんな中、どんどんブログを更新しているパッション・ワカさんと話した。
彼からアドバイスを受け、書き方を変化させることにした。
<当初>時系列順に、初日から最終日に向けて、1日単位で書く。
<変更>書きたいこと、自分にしかかけないことから書くことにした。
思えば、ツアーのリーダであるクラトロ氏からも言われていたことだった。
~海外アポ1~
ツアーの3日目の夕方。
私は一人、特急券を買い電車に揺られていた。
二日間思うように成果を出せず、翌日は帰国のため、成果を出すならこの日だった。
前の日の夜は、訳あって自分の部屋ではなく、参加者のナンパマシーン・ジェシーさんと同じ部屋で寝て起きた。
3日目の午前中は、ジェシーさんと一緒に起きて彼のナンパを間近で見る。
「すごい」の一言。
一瞬の迷いも無く、どんどん声をかける。朝一からだ。そしてたまに声をかけそびれても、「3秒ルール」と前を向く。
すると彼は、「あの帽子の子に声かけてみましょう。」と私に振ってきた。
道路脇のベンチに腰掛けた帽子の女性。顔は見えない。
一気に緊張が高まったが、声かけ。
「ニイハオ、what's this?」
困った顔をするが、話しかけると聞いてくれるのが高雄の人たちである。
楽しく会話して、写真を撮り、そのままLINEで送る。10分も話してしまった。
ジェシーさんはその間もバンゲしており、1時間で10バンゲの一人ノックを完了していた。
さて、前置きが長くなった。
この日最初のアポは、皆さんご存知、アメリカ発の出会いアプリ「Tinder」でのアポだ。高雄ツアーに参加することが決まってから、月数百円の有料会員になり、ひたすら右スワイプ(like)を繰り返していた。
20日程続けた結果、渡航前には60以上マッチし、半分ほどメッセをやりとりできた。
ただ、ツアーの日程中にアポを取れたのは、2人だった。(実はもう一人いたが、私のミスで会えなかった。)
その内の一人、アラサーの日本語話せる黒髪の彼女が一人目のアポだ。
英語で話しかけると、「日本語しゃべれます。」日本に少し留学していたようだ。留学の話を聞きつつ、20通くらいのやり取りの後、「ところでLineやってる?」でLineへ移行した。台湾の連絡先は普通にLineがあれば大丈夫だった。
高雄から特急電車に揺られること40分。たどり着いたのは、台南。
高雄に比べると、のどかでビルも少なめだ。暑さも少し、ほんの少しだけ高雄よりもまし。
アポの一時間前についたため、一人で散策。
人が少ない。それなりに名の知れた街ではあるが、歩いている人がそもそも少なく、何かのボランティア活動をしている高校生くらいしかターゲットがいず地蔵。
そうこうしている内に、メッセージが入り、某ショッピングセンターで待ち合わせ。
私 「はじめまして〜」
彼女「お待たせしました〜」
思っていたより日本語がしっかりと話せる。
歩きながら話すと、めっちゃ汗をかいている彼女。
私 「台湾の人は、あんまり汗かかないよ。ほんとに台湾の人?」
彼女「ほんとう。少し前まで海外にいっていたからかな〜」
なんて会話をしながら、有名の甘いお茶を買い、観光名所のお寺を見て、名物のおこわみたいな夕飯を食べる。
あれ、、これ普通に観光やん www
まあまあお腹も膨れたので、「台湾の遊びってどんな感じ?」とカラオケや漫画喫茶といった連れ出し先を聞いてみるも、事前にスマホで調べた通りなさそう。
ただあるのは、Motelのみ。
これは、高雄ではあまりみなかったが、台南にはMotelが普通にある。それこそ日本のラブホのようだ。
「Motelって行ったことある?」「日本のラブホテルは知ってる?」なんて会話をせずにはいられないので、振るが「行ったこと無い」「知らない」と積極的では無さそうだ。
なんて話ていると、彼女は夜市に連れて行ってくれるという。
優しいなー、と思ったので、手をつなぐ。
つなげたものの、少しつなぐと「汗が気になるから」と解かれる。照れてる?慣れてない?
夜市がめっちゃ遠くて、30分以上蒸し暑い中歩いて、ようやく到着。
最中に、クラトロさんほかツアーメンバから心配のラインが届く。
そりゃそうだ、かれこれ5時間程連絡していなかったのだ。リーダすみません。
夜市は人、人、人の山。本当に賑わっていて、どこに何があるかもわからない状況。
とりあえず臭豆腐を買って、食べる。
買ったときは、思ったより臭わない。でも一口噛むと、「う〜、臭い」。もういいかな。
喉が渇いたというものの、俺は「シャワー浴びたい」「このままだと電車乗れない」という小学生みたいなノリで、意地でMotelの前まで連れて行く。
さあ、、、どうだ。
さあ車が並んで入る入り口まで行く。
あれ、、めっちゃ車並んでる。しかもUターンして帰ってる。
これは、、もしかして、、
「満」
なのか。
っと言うか、Motelって車専用なのか?
確かめるにしても、入り口が車用以外に見当たらない。
すると
彼女「混んでるみたいね。タクシー乗ろう。」
私 「そうだね。」
・
・
・
はい、負けました!
他にもMotelはあるけど、歩き疲れたのもあり、そこへ誘う元気もなかった。
実は事前に話していたが、彼女の地元も少し離れた街で終電が迫っていた。
駅につくと、華麗に自動券売機で高雄への特急券を購入した。後20分。
しばしの甘いひととき。(それまで手しかつないでいないが。)
渡す機会を逃していた、日本のお菓子も渡しドリンクを飲む。
彼女も少し寂しそうだ、
私 「お別れのキスしよ。」
彼女「え、、」
やっぱりダメかー。
と思っていると、
彼女「ほっぺなら」
良いんだ笑
普通に駅の改札前で、人も多いけど、ほっぺにキス。
あー、抱きたかった!
悔しいな。
特急電車に座ってから思い返す。
ちなみに電車は終電も近いのか立っているお客さんも多くいて、
先に切符を買っておいて正解だった。
なぜなら、俺にはもう一件アポがある。
アポ中に密かにLINEをして彼女と別れた45分後にサティアン下のカフェ集合だ。
続きは次回に。
ちなみに最後のクラブでの戦いを終えたその夜、
サティアンの反省会にて、上の話をすると、、、
クラトロさん「え、Motel普通に歩いて入れるよ。」
え、え、え、
えーーーー、めっちゃ悔しい。
次は絶対に台湾のMotel楽しむぞ!
【反省点】
・事前にMotelのことを調べきれていなかった。
・(上とも重なるが)サティアンから遠く離れた街の下調べ不足。
情報はやはり大切だ。